横芝敬愛高校出身のプロ野球選手一覧表

行木俊

投手 横芝敬愛高-徳島インディゴソックス-広島 2020年 ドラフト5位

小学校時代に松尾町少年野球クラブで野球を始め、松尾中時代は九十九シニアに所属する。横芝敬愛では故障に苦しみながら、3年夏の県大会は4番エースで出場するが1回戦で敗れ、甲子園大会には出場できなかった。

卒業後は高校の先輩でNPBに進んだ伊藤翔や鎌田光津希と同じルートを目指し、徳島インディゴソックスに入団するが、入団1年目は故障が癒えず、公式戦登板なしに終わる。2年目となる2020年はリーグ戦中盤以降に投球内容が改善し、先発した9月26日の対香川オリーブガイナーズ戦で7回を無失点に抑え、アイランドリーグでの初勝利を上げる。

高校時代最速138km/hだった球速も150km/h台を出すまで向上。 広島と千葉ロッテの2球団から調査書が届き、2020年10月26日に開催したドラフト会議で広島から5巡目で指名を受け、契約金2,000万円・年俸550万円(推定)で入団合意。

年度球団登板勝利敗戦セーブホールド投球回奪三振防御率
2021広島
2022
2023
通算3年一軍公式戦出場なし

鎌田光津希

投手 横芝敬愛高-敬愛大-徳島インディゴソックス-ロッテ 2018年 育成ドラフト1位

千葉県匝瑳市出身。中学校では軟式野球部に所属。横芝敬愛高では、当初は120km/h台中盤しか出せなかった球速を、冬場の徹底したトレーニングで145km/hまで伸ばす。徳島インディゴソックスから1位指名を受けるが、高校の系列である敬愛大へ進学するため入団を辞退。甲子園出場経験はなし。

敬愛大では、1年生から2年生にかけてリーグ戦で8勝を上げ、球速も149km/hを計測まで成長するが、3年生から4年生の時は未勝利だった。その後、徳島インディゴソックスから2位指名を受け入団する。2018年は17試合に登板し4勝3敗1セーブ、リーグ7位の防御率2.49をマーク、6月には最速155km/hを計測した。

2018年10月に行われたドラフト会議で千葉ロッテマリーンズから育成選手ドラフト1位指名を受け、支度金300万円・年俸230万円の条件で入団合意。背番号は121。

年度球団登板勝利敗戦セーブホールド投球回奪三振防御率
2019ロッテ
2020
通算2年一軍公式戦出場なし

伊藤翔

投手 横芝敬愛高-徳島インディゴソックス-西武 2017年 ドラフト3位

千葉県匝瑳市出身。中学校では九十九リトルシニアに所属し野手としてプレー。横芝敬愛高では、2年生からエース。3年夏は県大会3回戦で敗退し甲子園出場はなかった。プロ志望届を提出したが指名漏れしたため独立リーグ行きを選択する。

大学に進学するとドラフトは4年後、社会人に進むとドラフトは3年後になるが、独立リーグの場合は1年目から指名対象となるため、早期のNPB入りが狙いであったと述べている。2017年11月19日、契約金4,500万円、年俸650万円で西武と契約。

年度球団登板勝利敗戦セーブホールド投球回奪三振防御率
2018西武16300026.1132.73
2019600006.026.00
202012020028.2184.08
202113010218.094.00
2022
2023
2024
通算**年

大塚晶文最多セーブMLB最多ホールド

投手 横芝敬愛高-東海大-日本通運-近鉄 1996年 ドラフト2位

横芝敬愛高、3年夏は県大会5回戦で八千代松陰高校に敗退。 その後、東海大学に進学して社会人野球・日本通運へ進む。1996年のドラフト会議で近鉄バファローズから2位指名され入団。背番号は、野茂英雄のメジャー移籍後空き番号となっていた11を自ら希望して継承した。メジャーリーグへの挑戦ではパドレスとレンジャースで活躍。

年度球団登板勝利敗戦セーブホールド投球回奪三振防御率
1997近鉄5245782.21272.07
199849323555.1742.11
19992514629.2322.73
200039132441.2492.38
200148252656.0824.02
200241212242.1541.28
2003中日51131743.0562.09
2004パドレス737223477.1871.75
2005662812262.2603.59
2006レンジャース632432759.2472.11
2007342141132.1232.51
NPB 7年3051423137350.24742.39
MLB 4年23613153974232.02172.44

小林茂生

投手 横芝敬愛高-ロッテ 1987年 ドラフト4位

横芝敬愛高では一つ上に高木晃次がいたため、2年夏までは外野手。2年秋からはエースとなり、春季大会では県大会1回戦で優勝候補の拓大紅陵と対戦し、延長10回サヨナラ負けを喫している。3年夏は1回戦で東海大浦安と対戦し敗退。公式戦では勝ちに恵まれなかったが投打ともに高い評価を受け、ロッテから4位指名を受け入団。

年度球団登板勝利敗戦セーブホールド投球回奪三振防御率
1988ロッテ
1989
1990
1991
1992
1993
通算6年一軍公式戦出場なし

高木晃次

投手 横芝敬愛高-阪急 1986年 ドラフト1位

千葉県旭市出身。横芝敬愛高校から阪急ブレーブスにドラフト1位で指名され入団。4年目の1990年に一軍に定着して主に中継ぎとして活躍。阪急に入団した選手の中で最後まで現役を続けた投手となる。168試合の連続敗戦なし登板はプロ野球記録。また、プロ入り21年目の2007年に初めてFA権を取得したことが話題となった。2009年、現役生活23年に終止符を打ち引退。

年度球団登板勝利敗戦セーブホールド投球回奪三振防御率
1987阪急

オリックス

10004.211.93
1988
198960009.1412.54
19904262264.0522.95
19911821056.0295.14
1992
1993
1994ダイエー10001.010.00
199510001.0027.00
199630000.1027.00
1997
1998ヤクルト2403021.2158.31
199927980145733.79
20002328077.1485.70
200120207.039.00
2002ロッテ1733043.0213.56
20031016041.1155.66
20042723058.2295.83
200520100125.1143.20
200633200333.2255.61
200743100735.2203.79
200843001728.0233.54
200916000111.055.73
通算23年3572936319664.03784.77

中島克介

内野手 横芝敬愛高-川崎製鉄千葉-ロッテ 1982年 ドラフト4位

千葉県出身。横芝敬愛高ではエースとして2年秋に県ベスト4、3年春は3位決定戦で銚子商を破り関東大会進出、3年夏は県ベスト8。甲子園には出場できなかったがスカウトの注目を集める。川崎製鉄千葉を経て1982年ドラフト4位でロッテ入団。1986年現役引退。ちなみに1980年社会人ベストナイン三塁手部門を獲得している。

年度球団試合打数安打本塁打打点盗塁三振打率
1983ロッテ
1984
1985
19866310000.333
通算4年6310000.333