千葉日大一高校出身のプロ野球選手一覧表

吉岡興志

投手 千葉日大一高-常磐大-阪神 2008年 育成ドラフト2位

千葉県佐倉市出身。右投右打。小学校2年生の時に野球を始める。千葉日大一高では高校通算48本塁打を放つ。その後、常磐大学に進み1年時からベンチ入り。4年時の2008年にはエースとして、関東地区大学野球選手権大会での準優勝に貢献、明治神宮野球大会ではベスト8に進出した。同年のドラフト会議で阪神タイガースより育成枠2位で指名される。

2009年は、二軍で10試合に登板し1勝を挙げたが、防御率6.30と振るわなかった。翌2010年も二軍で7試合の登板で防御率4.15であった。2011年シーズンは、二軍で主に先発として14試合に登板。4勝5敗、防御率3.57とそこそこの成績を残した。同年11月7日、育成選手の規約に基づいて自由契約選手公示がなされたが、11月25日に球団と再契約した。2012年シーズンは前年度から一転、二軍で6試合の登板に終わり、10月2日、戦力外通告を受け10月31日に自由契約公示された。12球団合同トライアウトに2回とも参加するも獲得球団は現れず現役を引退。

年度球団登板勝利敗戦セーブホールド投球回奪三振防御率
2009阪神
2010
2011
2012
通算4年一軍出場なし

長冨浩志新人王

投手 千葉日大一高-国士舘大-NTT関東-広島 1985年 ドラフト1位

千葉県船橋市出身。右投右打。千葉日大一高ではエース、四番打者として、1979年夏の甲子園千葉県予選で準決勝に進出するが、習志野高にコールド負け。卒業後は国士舘大に進学。東都大学リーグでは、二部リーグ降格が長く、一部リーグ出場は3シーズンにとどまる。1983年秋にロッテのドラフト3位指名を受けるも入団拒否。電電関東に入社、1984年IBAFワールドカップ日本代表に選出される。1985年には関東選抜リーグで優勝。

同年のドラフト1位で広島東洋カープに入団。最速152km/hの速球を武器に三振の取れる速球派として入団1年目から8連勝を含む10勝、防御率3.04の成績で広島カープのリーグ優勝に大きく貢献。セ・リーグ新人王にも選出された。2002年のシーズン終了後に現役を引退。

年度球団登板勝利敗戦セーブホールド投球回奪三振防御率
1986広島301022121.11243.04
198718560114.2843.38
198824570122.11034.27
1989281090166.21553.46
19903011110184.01583.52
199124560104.2764.82
19923311100140.01004.56
199328480108.2555.22
19941725148.1255.21
1995日本ハム4477275.2492.62
19962612240.1325.36
19975620055.2392.26
1998ダイエー3300321.0131.29
199992108.227.27
20003811027.0172.00
20012612022.0133.68
2002
通算17年4647777101361.010453.84