伊野商業高校出身のプロ野球選手一覧表

渡辺智男最優秀防御率

投手 伊野商業高-NTT四国-西武 1988年 ドラフト1位

高知県高岡郡佐川町出身。右投左打。中学校時代にヒジを剥離骨折し、投手にならないという条件で伊野商業高校に進学する。しかし、2年春から投手として練習するようになり、秋にはエースナンバーを背負う。3年春に選抜甲子園に出場し、これが同校初の全国大会となった。準決勝では清原和博、桑田真澄らを擁するPL学園と対戦。伊野商が初出場だった事もあり、下馬評では圧倒的有利だったPL側は投手対策を特に立てておらず、渡辺が清原を3三振に封じ込めるなどわずか1失点の好投で勝利した。決勝の対帝京戦では自ら本塁打を放ち、小林昭則との投げ合いを13奪三振の完封で制して優勝した。

3年夏の高知県大会は決勝で高知商に敗れ、卒業後は社会人野球のNTT四国に進む。1988年はソウル五輪代表にも選ばれたが、直前の7月に参加したIBAFワールドカップで右ひじを故障したため、ドラフト会議を前にプロ入り拒否を打ち出したにも関わらず、西武がドラフト1位で強行指名する。交渉は難航するが、最終的には同じくプロ入り拒否を打ち出していた2位指名の石井丈裕とともに入団する。契約金と年俸は石井丈裕と同額の7,000万円、840万円となった。

年度球団登板勝利敗戦セーブホールド投球回奪三振防御率
1989西武191070138.01013.52
1990241371176.01303.38
1991221161157.01192.35
19922075085.0584.87
1993
1994ダイエー1649093.2474.23
19951405069.1425.19
199620104.1414.54
199760002.1111.57
1998西武
通算10年12345402725.25023.73

国沢道雄

投手 伊野商業高-日本ハム 1978年 ドラフト4位

年度球団登板勝利敗戦セーブホールド投球回奪三振防御率
1979日本ハム
1980
1981
1982
通算4年一軍公式戦出場なし

井本隆

投手 伊野商業高-鐘淵化学-近鉄 1972年 ドラフト3位

年度球団登板勝利敗戦セーブホールド投球回奪三振防御率
1973近鉄190023.1157.43
19743524272.1233.88
19751641068.2302.48
1976306113155.1683.66
197731790141.2493.74
197828970167.0584.10
1979331541192.0933.61
1980351581205.2944.37
198120590115.1554.23
1982191140131.0393.37
1983ヤクルト276140141.2655.46
19842714176.2364.93
通算12年320817581490.26254.08

谷山高明

投手 伊野商業高-愛媛相互銀行-巨人 1971年 ドラフト2位

年度球団登板勝利敗戦セーブホールド投球回奪三振防御率
1972巨人
1973
1974
197570007.073.86
1976
1977日本ハム600012.053.00
197820003.0215.00
1979
通算8年1500022.0144.91

山下司

内野手 伊野商業高-巨人 1966年 1次ドラフト1位

年度球団試合打数安打本塁打打点盗塁三振打率
1967巨人1000000
1968
19697000000
19703000000
1971421110073.091
197219500002.000
197319500010.000
19748310001.333
197561010004.100
1976
1977日本ハム86941718921.181
通算11年19112820181731.156